今日は誰もあまり話さない在庫の話。
実はこれがネックで辞めざるを得ない人や稼げない人がいるというかなり重要なポイント。
散々
「このツールはいいよ~」
「この教材を買えば間違いない」
「この塾で学べば成果が出ます!今なら私のコンサル付けます!」
とか、
もしくは、
売れる商品ばかり教えてくれる人とか…
初心者や情報弱者を煽っといて肝心な事はしゃべらない…
こんな人たち、サイト、ブログ、メルマガなどなど
よく考えてみたら多くないですか?
ハッキリ言って、
せどりや転売は在庫ビジネスなので、
在庫として眠らせられる余裕が無いと継続していくのは難しいです。
(会社の場合は、運転資金として融資を受けて補いますね)
でも、その事実を殆どの教える側の人が教えていないので、
(それとも教えられないのか??)
一応書いておきます。
仕入れた商品は、仕入れようとした段階では仮の利益の出る予定の状態なだけで、
その後、売ろうとしている市場の供給が増えれば、おのずと価格相場は下落しますし、
需要が無くなってくれば、それもまた価格は下落していきます。
また、下調べの段階で、どんなにランキングが高くても、
自分の商品が売れるまでは、仕入れた際に支払った金額は戻ってきていない状態、
つまりは0円のままなんです。
よく、利益1万円の出る商品を20個も仕入れられました~♪
なんて、景気の良い話し方をされている人を見ますが、
それはあくまでもその時点の仮の利益に過ぎません。
その後、どうなるのかなんてのは経験による予測にすぎませんので、
(もしくは自己のブランディングのために良くみせているだけで実際は売れていないかもしれませんが)
その辺は初心者の方は鵜呑みにしてはいけませんのでご注意ください。
最終的に言っていた通りに売れればその分の利益は得られますが、
それがいつなのかでお金の回し方にかなりの問題が発生するんです。
基本的に仕入れをする際にお金は支払っていると思います。
クレジットカードの場合もだいたい翌月には支払がやってきます。
それまでの間に売れなかった商品に関しては、
結局支払が先に発生している現実に気づいていない人がホントに多いです。
(例)
1月に1,000円の商品を10個仕入れました。(仕入れ合計:10,000円)
1月中に5個の商品が計6,000円で売れました。(売上+利益=6,000円)
1月の結果として、利益1,000円出ました~
でも、実際には、1月は残りの5個は在庫のままなので、
5,000円は利益で賄う事は出来ないのです。
こうやって仕入れ分の支払いが先に発生する事を理解せずに、
同じことを繰り返していくと、
いずれ、ある程度入金は入ってきてるのに仕入れの支払に消えていき、
手元には現金が全然残らない…
という現象に発展します。
こうなると、気づいていない人は、
大体がまずクレジットカードの支払をリボ払いに切り替え、延命します。
ですが、根本的な原因を解決していないので、延命はしたところで、
結局支払がむずかしくなってきてしまうんです。
支払は毎月してて、売上(入金)もある程度あるのに、
結局はお金だけは減っていく…
どこにお金は消えてしまっているのかというと、
在庫(商品)になってしまってるんです。
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物販のビジネスをする以上は、在庫問題は必ず発生するので、
お金を上手く回していくには如何に不良在庫を無くすかとなるべく早く現金に換えるかです。
自分のお金儲けの事しか考えていない教える側の人は
仕入れられる部分とデータから売れるという事ばかりを教えてきますが、
現実はそれだけではありません。
仕入れた商品が100発100中ですぐに売り切れる(常に在庫0の状態)なんてことはまずあり得ません。
なので、
今後誰かから学ぶような機会がある方は、
その辺十分意識しながら学んだ方が良いかと^^
在庫を増やさないために気を付ける事は何かと言うと、
損切りを恐れない事です。
在庫を在庫のままではなく、
赤字になっても現金に換えてしまった方が、
また新しい仕入れをする事ができますので挽回のチャンスがあるんです。
でも、赤字を恐れて、もしくは損をするのが嫌で、損切りをせず、
ただ在庫として残しておいても、お金が増える可能性はものすごく低いです。
ビジネスである以上、利益はトータルで考える意識を持たなければ、
良い道(成功)へ辿り着くのは難しい…
よぉ~く頭に叩き込んでおきましょう^^
では。
、
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